今月、夫の転勤で引越しをするんだけど、引越しはがきは引越し後いつまでに出すのがマナーでしょうか。年賀状と同じタイミングだと遅い?それに誰宛てに出せばいいのかしら。
引越しはがきはいつまでに出せばいい?
引越しは人生の中でも大仕事で、やるべきことも多くて大変ですよね。
また、突然の転勤などで、慌ただしく引越しの準備をしなくてはならない場合もあるかと思います。
引越しはがきは、引越しして一段落ついて落ち着いてから、と考えている方も多いのではないでしょうか。
正月の前後に引越す場合には、年賀状と引越しはがきの二度手間や郵便代の節約を考えると、年賀状と引越しはがきを一緒にしたいと思っている方もいるかと思います。
引越しはがきは、引越し後出来れば2週間以内、普通は1か月以内から遅くとも2か月以内には出すのがマナーです。
引越し後はバタバタしていて、引越しはがきをすぐには送れそうにないなという時には、まずは会社の上司やお世話になった方、目上の方を優先して出すようにしましょう。
また、「○月に引越します」などの文面で引越し前に引越しはがきを出すことについては、失礼とまではいいませんが、あまり好ましくありません。
やむを得ず引越し前に引越しはがきを出す場合には、引越しの何か月も前に引越しはがきを出すのではなく、引越しの約1か月前を目安に出すようにしましょう。
引越しはがきは年賀状と同じタイミングでもいい?
年賀状に引越しの報告を兼ねたいと考えている方も多いと思います。
実際に、「○月に引越しました」と書かれている年賀状も、毎年見かけます。
10月下旬以降に転居した場合には、年賀状で引越しのお知らせをしても問題ありません。
年賀状に引越しはがきを兼ねる場合には、以下の様な文を添えると良いでしょう。
引越しの報告を年賀状に添える場合の文例
昨年下記住所に転居し心新たに新年を迎えました。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
また、年が明けてから、引越しをする場合も1月、2月の引越しであれば、年賀状に引越しの旨を一言添えておけばよいでしょう。
ただ、引越しの時期がそれ以降の場合は、年賀状と引越しはがきは別々に送った方がよいですよ。
引越しはかぎは誰に出すべき?
引越しはがきは、誰に贈れば良いのか迷う方も多いかと思います。
一般的に、引越しはがきは、親類や友人知人、会社の同僚、上司まで、関わりのある方すべてに出します。
お互いの住所を知っている間柄の人を基準にすると良いですね。
引越しはがきを誰に出すか迷ったら、年賀状を送る相手を目安にするのが良いと思います。
会社の同僚など、毎日顔を合わし、かつ気兼ねのいらない相手ならば、引越しはがきではなく直接、引越したことを伝えるのもよいでしょう。
この時には、新しい住所を書いたカードなどを用意しておくと親切ですね。
引越しはがきを出すタイミングまとめ
以上が、引越しはがきを出すタイミングや、年賀状と引越しはがきを一緒にすることの是非についてでした。
引越しはがきには、新しい住所に加えて、新しい生活への抱負、新しい土地での暮らしについて一言添えておくのがおすすめです。
また、引越しはがきには新居の写真を載せることが多いですが、年賀状と引越しはがきを一緒にする場合には年賀状に新居の写真を載せるのは好ましくありませんので注意して下さいね。
年賀状はあくまで年賀状なので、それにふさわしい絵柄や写真を載せ、引越しの報告は追記として一言添えるだけにしておきましょう。