冬の悩みのひとつに乾燥があります。
乾燥は肌がカサカサするだけではなく、喉や鼻の粘膜にウィルスが付着して風邪などの原因にもなります。
この様な時、活躍するのが加湿器ですが、加湿器がなくても部屋の乾燥を防ぐことはできます。
今回は、加湿器以外で部屋を加湿する方法やおススメグッズなどを紹介したいと思います。
部屋の乾燥対策加湿器以外でオススメは?
冬は空気が乾燥して肌荒れを起こしたり、喉が痛いなど風邪をひきやすくなります。
乾燥した空気は、体に様々な悪影響を及ぼすので注意が必要ですよ。
それでは、手軽に部屋の乾燥を防ぐ方法を紹介します。
洗濯物を部屋に干す
この方法は一般的によく知られている方法ですね。
洗濯物を部屋に干す場合は、窓際の陽の当たる場所に干すようにします。
また、エアコンの暖房機能と扇風機(またはサーキュレーターなど)を合わせて使うことで、洗濯物の乾きが早くなる上、部屋干しの嫌な臭いを防ぐことができます。
また、扇風機の代わりに部屋の換気を行なうことでも、空気が循環して効率よく洗濯物を乾かすことができます。
洗濯物を部屋に干すことで湿度が約20%程度上昇すると言われているので、加湿器と同様に効果のある方法ですね。
濡れたタオルを部屋干す
洗濯物がない時は濡れたタオルを部屋に干すのも効果があります。
特に、バスタオルは面積が広いため効果がより得られやすいと言えます。
入浴後に使用したバスタオルは、必ず部屋に干すようにすると良いでしょう。
バスタオル以外では、フェイスタオルを2枚くらい濡らして部屋に干すのも乾燥対策になりますよ。
お鍋をする
部屋でお鍋をすると水蒸気が部屋にたまり湿度を与えてくれます。
1時間で約6%程度湿度を上げると言われているので、乾燥が酷い時は鍋料理で温まりながら湿度を保つと良いでしょう。
冬の定番「鍋料理」は美味しいだけではなく乾燥防止にもなりますね。
お風呂場のドアは開けておく
入浴後にお風呂場のドアを開けておくと、蒸気が部屋の方に流れて加湿器代わりになります。
我が家は冬は必ずそうしています。
お風呂場の換気にもなるし、オススメですよ。
石油ストーブを使用する
石油ストーブなど燃焼系の暖房器具は、燃える時に蒸気を発生させるため、加湿の効果があります。
ただ、加湿しすぎると今度は結露の原因になるため、エアコンなどと上手に使い分けることが大切です。
なお、石油ストーブやファンヒーターを使用する際は適宜、換気するようにしましょう。
部屋に霧吹きで水をスプレーする
シューっと部屋に霧吹きで水をスプレーするだけでも、適度な湿度をもたらしてくれます。
カーテンや床などに水をスプレーしたり、実は消臭スプレーをまくのも効果があるんですよ。
観葉植物を部屋に置く
生きている観葉植物を置くことでも効果があります。
吸収された水分が植物の葉を伝わって蒸発することにより湿気を与えてくれます。
洗面器にお湯をはる
洗面器にお湯をはっておくだけでも、蒸気が発生して乾燥予防になります。
洗面器がない場合は、大きめのタッパーやボウルなどを使用してお湯をはると良いでしょう。
コップなどに水をはって部屋の隅々に置いておくのも効果があります。
金魚鉢などを置いておく
金魚鉢で金魚などの魚を飼育するのもひとつの方法です。
熱帯魚などの飼育は専用の水槽が必要になるため高額になってしまいますが、金魚鉢なら簡単に購入でき、すぐに実践できる方法です。
電気を使わないおススメ加湿グッズ
電気を使わなくても、部屋の加湿ができる優れものグッズを紹介します。
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水を入れておくだけで、フィルターと空気の流れで加湿してくれます。
電気を使わず無音なので、赤ちゃんの側にも安心して置けます。
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テレビでも紹介された、可愛らしいペーパー加湿です。
可愛らしいデザインなので、あちこちに置きたくなっちゃいます。
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小さいけれど、自然蒸発量はコップ1杯の10倍という優れもの!
ボトルの水が「ゴポッ」と音を立てて減るので、潤ってることを実感できちゃいます。
部屋が乾燥する原因を知っておこう
日本の冬は西高東低の冬型の気圧配置となります。
北西からの湿った冷たい空気がやってきて、日本海を通過する段階で水分を吸収して大雪をもたらします。
そして日本の山々を通過する段階で水分が失われ、太平洋側地域は乾燥しやすくなるのです。
また、冬は外気温が低くなることで、空気中に存在する水蒸気の量が減少します。
小学校の頃理科で習った「飽和水蒸気量」を思い出して下さい。
空気は冷たくなるほど空気中に含むことのできる水分量が減るので、寒い冬の方が暑い夏よりも空気中の水分量が少ないため乾燥するのです。
更に、冬場はエアコンなど暖房器具を使用することから、温風が部屋の中の水分を飛ばすため、乾燥しがちになります。
このように、冬には空気が乾燥する要因が揃っているのです。
まとめ
加湿器以外でできる部屋の加湿方法についてまとめました。
冬の湿度は室温が18℃〜22℃の場合、湿度45%〜60%が最適と言われています。
加湿器がなくても、身近なものを使って部屋を加湿することができますので、できることから始めて見て下さいね。