赤ちゃんを連れて家族で旅行をしたり帰省時など、長距離の移動には飛行機が便利ですよね。
国内移動の場合だと、新幹線や自動車に比べて飛行機は移動時間が短いので負担が少なくすみますが、初めて赤ちゃんを連れて飛行機を利用する際は、何かと不安になるかと思います。
- 機内での過ごし方は?
- 授乳やおむつ替えの場所は?
- 泣いた時はどうすれば良いの?
など、事前に知っておけば不安も少しは解消されるはずです。
今回は赤ちゃんと飛行機での過ごし方についてまとめました。
これから赤ちゃんと飛行機に乗る予定のある方はぜひ参考にしてください。
赤ちゃんと飛行機の過ごし方
赤ちゃんや小さな子供を連れての飛行機での旅行は、何かと不安がつきものですよね。
周囲の人に迷惑をかけないだろうか、また赤ちゃんが快適に過ごすためにはどうすれば良いか悩んでしまうかと思います。
機内でぐっすり寝てくれるのが一番!
一番嬉しいのが、機内でぐっすり寝てくれることではないでしょうか。
飛行機の場合、搭乗するまでに時間がかかりますので、赤ちゃんが搭乗前に寝てしまうかもしれません。
そしてやっと搭乗した頃に起きてしまい、飛行機の中では寝てくれない・・・なんてことも。
飛行機の中でぐっすり寝てくれるよう、赤ちゃんの昼寝時間を調節することが大切です。
離着陸時の耳抜き方法
離着時には気圧の変化で耳が痛くなることがありますよね。
大人であれば唾液を飲み込むなどして対処できますが、赤ちゃんの場合は自分では対処できません。
耳が痛くて泣き出してしまわないよう、耳抜きしてあげることが大切です。
耳抜き方法は、離着時のタイミングでミルクなどを飲ませるのがおすすめです。
ミルクは搭乗した時に客室乗務員の方に頼めば作ってくれますし、麦茶やジュースなどを持参しても構いません。
飛行機が離陸し始めた頃にミルクなど水分を与えることで耳抜きができるので、赤ちゃんの耳に負担がかかることが少なくなります。
おもちゃや絵本を活用
飛行機が安定したら、おもちゃで遊ばせたり、絵本を読んであげると良いでしょう。
赤ちゃんと飛行機で過ごすには、おしゃぶりや小さめのおもちゃ、ミニ絵本を持参すると良いですよ。
おもちゃは使い慣れたものや、新しいおもちゃを持参すると興味を持ってくれ、長い時間あやすことができます。
また航空会社によっては子ども用のオリジナルおもちゃを用意している場合もあり、座席まで持ってきてくれることもあります。
おもちゃは小さく持ち運びに便利なサイズのもの、音が鳴らないおもちゃを用意すると良いですね。
予約時にはベビーベッドのリクエストを
座席を予約する際に赤ちゃんと一緒に搭乗する旨を話して最前列を予約すれば、簡易ベビーベッドを用意してくれることがあります。
ベビーベットは体重が10kg以下の乳児まで利用できるので、赤ちゃんの体重を確認して予約すると良いでしょう。
最前列なら他の座席よりもスペースが広めなので、赤ちゃんとのフライトも比較的快適に過ごすことができます。
また最前列ならすぐに席を立って通路に出たり、後方の窓がある場所に移動でき、赤ちゃんの気分転換にも最適です。
赤ちゃんが飛行機で泣いたらどうする?
赤ちゃんを連れてのフライトで一番の悩みと言えば、「赤ちゃんが泣いたらどうしよう」ということではないでしょうか?
特に生後間もない赤ちゃんは突然泣き出すことがありますよね。
機内という狭い空間で赤ちゃんが泣き始めると、周囲に迷惑をかけてしまうのではないかと不安になりますね。
機内では、赤ちゃんが泣いたら逃げ場がないのが欠点ですが、赤ちゃんが泣いた時は速やかに席を立つようにしましょう。
そして後方の窓がある空間に移動して気分転換をさせてあげます。
もし、授乳の時間ならミルクを作ったり、母乳を与えるなどで対処します。
授乳以外では、清潔なオムツに交換するなど泣いている原因を探してみましょう。
なお、飛行機は他の乗り物と異なり、いつでも席を立つことができるとは限りません。
離着時やシートベルト着用のサインが付いている場合は、席を離れることができないので、搭乗した際に赤ちゃんがいる旨を周囲の人に伝えておくとトラブルが発生する確率が減り、周囲の人も理解してくれるでしょう。
家族で飛行機を利用する場合は、パパとママの二人が交互で赤ちゃんの面倒を見ることが大切です。
お互いの負担を少なくするためにも、パパにも協力してもらうようにお願いましょう。
赤ちゃんが泣き止まず、イライラしてしまうこともあるかと思いますが、そんな時も落ち着いて赤ちゃんが泣き止むのを待ちましょう。
飛行機で授乳やおむつ替えはできる?
小さな赤ちゃんはおむつ交換や授乳が頻繁に必要になるかと思います。
機内のお化粧室にはオムツ交換台があるので、オムツを交換したい時は化粧室で交換することが可能です。
事前に場所を確認したり、乗務員に聞いておくと良いでしょう。
飛行機のタイプによっては赤ちゃん優先席があったり、国内線でもベビーベットが使用できる飛行機のタイプもあり赤ちゃん連れのママが快適に過ごせるように工夫されています。
また、おむつ交換や授乳で頻繁に席を立つため、通路側の席を予約すると便利です。
通路側では化粧室への移動が楽だったり、客室乗務員に声をかけやすいなど良い点があります。
飛行機には新幹線のような多目的室がないので、授乳は座席で与えることになります。
授乳をする際には、周囲の乗客に配慮しながら授乳ケープを使用して座席で授乳します。
ちなみに、あまりトイレに近い座席を予約してしまうと、乗客が頻繁に行き来したりトイレ待ちの人が気になり落ち着いて授乳できないことがありますので、授乳することがある場合には、トイレからは少し離れた座席を予約することをオススメします。
まとめ
赤ちゃんと飛行機の過ごし方についてまとめました。
生後間もない赤ちゃんは寝ている時間が多いので、昼寝を上手く調整してみると良いかと思います。
また、飛行機は限られた空間で過ごさなくてはいけないため、トラブルを避けるためにも周囲への配慮が大切になります。
座席に着席したら隣りの乗客や周囲の人に赤ちゃんが泣いて迷惑をかけてしまうかもしれない旨を一言伝えておくと、理解してもらいやすくなりますよ。